2011年4月19日火曜日

交配(人工授粉)が一番大事な作業!?

梨の交配が始まりました。

1個の花芽から花が8~10個咲きますが、二十世紀梨の場合、3~5番花で形の良い物を選び、梵天(ぼんてん)に花粉を付けて人工授粉します。


交配に適した気温は13度~15度以上と言われています。

交配してから確実に実を結ぶと予想されるのに、暖かい時で2時間、寒い時で4~5時間と言われているので、晴れていても気温が低い時はこの作業を中断する事もあります。

しかも、交配してから2時間以内に雨が降るとやり直しになるので、この時期は天気予報や空とのにらめっこです。

交配がうまくいかないと梨の実が大きくならないので、梨作りにとって最も大事な作業と言えます。

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